2013/10/30

Tom at the Farm



アップリンクさんにご招待頂いて、2作品試写会へ行かせて頂きました。







まずは現在公開中の「私はロランス」のグザヴィエ・ドラン監督次回作となる

「Tom at the Farm」(原題) -2014年公開予定-





















































作品を観てからこのポスターを見ると、

ものすんごい全部を含んでいるポスターな気がしてきます。



今回グザヴィエドランは監督の他、主演も務めていて、

何の前情報も入れずに観たら、妙に素敵な俳優だな〜と思って

「..あ」



とこみ上げました。



あとから聞けば、その他日本公開していないドラン監督作品のほとんどは本人主演が多いそうで、「私はロランス」で主演じゃないのが珍しかったくらいだそうです。






綺麗に束なった金色の髪の毛のアップから彼が登場した瞬間から、

彼は本当に魅力的な成りをしています。

自分でそれを充分理解している小生意気感も垣間伺えるのがまた魅力的。いいね!





































そして作品ですが、

ジャンルで言えば、私の大の苦手な「サイコサスペンス」。



人物がやたら突然「ば!!!!」
って登場するサイコのルールみたいなものが本当にだめで、
密かに耳を塞いで観ていたんですけれど、




中盤になってから耳塞ぎをやめてようやく思いました。





かなり激しくウヴな純恋愛映画だと思います。









そう思ったらみるみるドラン監督の凄さが滲み出て
演出や描写すべて見え方が変わって
猟奇的なほど殺風景な田舎の風景が、みるみる別の視界に映り



この感覚を自覚した時は本当に鳥肌出まして、

これはちゃんと観ないと、
凄みも心震える感覚も気付かない作品だという事に気が付きました。





本当にドランが凄い。



どこまで計算しているのかな、
私が勝手に買い被っているのかな?解釈を間違えているかな?




でも何でもいいですが私は本当に驚いた。





視覚と聴覚と、映画なのに触覚さえ感じるみたいで、

その感覚が脳内に不思議な作用をもたらした、芸術作品みたいな映画だと思います。






退廃的な美と、暴力的な美と、純粋な美と、



でもそういった作品に多くみられる
「途方もなく観客を置いけぼりにする」行為はしないで、



映像的にもすごくお洒落にまとまっているあたりもドラン凄い。








これ凄いちゃんと「観るぞ!」と思って観る事をすっっごくお勧めします。

こういう映画ってあるんだ。













































こんな面白い作品をまたしても紹介して下さった
アップリンクさんにまた感謝です..