2015/03/22

「金子國義」について



敬愛なるヴィヴィ様ことVivienne佐藤さんが
綴られた文章がぽつんと留まりました。

失礼して、ここにも置かせて頂きます。






金子國義先生がお亡くなりになられました。

いつもこういう瞬間に決まって思うことなのですが、
残された者は自分たちがやらなくてはならないこと、
生まれてきた使命のようなものを感じ、全うしなくてはなりませんね。。。

金子ワールドは、文学、アート、ファッション、お着物、歌舞伎、お食事、、、
様々な分野で活躍されている方、興味を持たれている方に多大な影響を与えられてきました。

十代半ばから後半、世の中の甘美で毒のあるものに気付いてしまう人間にとっては
通過儀礼のような存在で、
澁澤龍彦をはじめとする独特な世界観の資格的な役割を担っても来ておりました。

教科書や学校では登場しない、わかりやすい優等生にはなってはいけない、
逃れ続ける不良のディレッタントのお手本のような生き方です。

アートフェアに行けば、そこに「アート」はあるのでしょうか?
そこにあるものがすべて「アート」なのでしょうか?
「アート」とは一体何なのでしょうか?

そういったたったひとつの価値観(時間や空間)では収まりきらない、生き方。

「金子國義」とは一体何者だったのでしょうか?
それが残された「問い」でもあり、残された「答え」でもあるのかもしれません。