2015/06/28

姉妹社



最近、長谷川町子先生にハマっている。

日本国民にお馴染みの、サザエさんの作者の方です。



正確に言うと、この本にとても惹き込まれている。









































eriちゃんに頂いた本なのだけれど、
長谷川町子先生がエピソードと絵と共に面白くほっこり
且つファンキーに綴っている自伝であります。

予想以上の大ハマり。

なぜこんなにも惹き込まれるのだろうかと不思議ですが
昔の描写や言い回しと、町子先生のノッてる筆さばきに魅了されちゃうのかなぁ

歌舞伎にもそうですが、どうも私は昔の言い回しや貞淑さや気丈さに
とても惹かれる節があり、
そういう描写に触れるととてもホッとする所があります。

今まで町子先生に全く興味なかった自分がこんなに楽しく読んじゃうほど
先生のさすがな鮮やか文と絵の筆さばきでありましょう。






































"サザエさん"らしい絵と共に綴られるエピソード達ですが、
内容の半分くらいは結構普通に暗い話のはずなのにすべてが見事に明るい
さすが激動の日本を生き抜いた大漫画家先生です。


戦争中、その前後や、その時代にある事件など長谷川家は激動の時代を生きていたわけですが、
まじでしれっと描かれている凄さにびっくり。

例えば、町子さんが次女である長谷川三姉妹、
お姉さんの夫が戦死したという知らせが届くも、お姉さんは「あの人は絶対死んでない!」の一点張り。
譲らないのでこの件はひとまずおいておくことになりました。(ペコリ、みたいなイラストと共に)

↑え。



現代に置き換えてもそれ結構な事件だろう..と思う事も
きっと当時の本人達は本当に大変だったのであろうとも、
その思い出話を町子先生はしれっと小気味良く描かれて非常にソークール。

でもそう思うと同時に、この面白いイラストの中にその時の懸命さがしっかり宿っている不思議。
楽しい事もつらい事も、絵の中で生き生きと描かれて
そんな二面性をも同時に持っている凄い本なんです本当に。









いつか私に子が出来た時、初めて読む漫画はこれがいいな〜
文字が読めるようになった頃、その子の目の前にしれっと置いておこう。











この本の出版は長谷川家でやっているのでずばり「姉妹社」
ロゴも格好良過ぎる...と、うなり合っていた時のeriちゃんの図。

















































こんなクールな出版物があったかよ

突拍子なく突然このすごいのくれたeriちゃんに感謝です。





(また、包みが凄かった。この古書を購入したCOWBOOKSさんのこの包みは
なんと谷川俊太郎先生がCOWBOOKSさんの為に執筆されたものらしい..!
の、上を豪快にのっかる似過ぎているeriちゃん作 私)
















































ありがとうっ!