2015/09/18

わたしの名前は...


















































わたしの名前は...

あのアニエスベーが遂に映画を作りました。
以前からデヴィットリンチ監督作品や、タランティーノのパルプフィクションで衣装デザインを、そしてハーモニーコリンと共同で製作会社を設立し、
コリン作品のプロデュースにあたっていましたが、満を持しての監督作品。


監督、アーティスト、哲学者、舞踏手、ドローイング、
アニエスが出会ってきた友人たちによる豪華メンツで彩られたその映画は、
2時間6分の時間を、儚く、愛おしく、淡々と走っていきます。

女の子と旅をすることになるトラック運転手役のアーティストDouglas Gordon、
彼が本当にこんな人いそう感すごくって、そしてとても良かったなぁ。



登場人物は皆、自身の持つ愛や正義や理想があり、
それらが映画と思えない自然さで滲みだしていて
それが映画の中で悲しさを作り、愛しさを作り、そして過ぎて行きました。




アニエスがフランスの大手新聞「ル・モンド」でふと目に止まった記事、
その記事に載っていた男が
それに至るまでの数日間の物語を構想し映画にしたい、と
あっという間に脚本を書き上げたとか。





残酷だし、悲しい部分が強い作品ですが、
ふたりの旅はあまりにも愛おしく、素敵な映画でした。




10月31日(土)より公開、
秋に観るに最適です。