2015/12/09

【MAdéshabillé】LT
















































先日のMA déshabillé御試着、お越しくださった皆さん
ありがとうございました。


何度かかなり混雑する場面もあり、
お手数お掛けしてしまった方は申し訳ございませんでした。



けれどとても楽しく
不可思議でただただ素晴らしいMAdéshabilléのお洋服と


個性光りすぎている秀逸ビジョンな、お越しくださった皆さんのおかげで
不思議な時間の進み方をした2日 間でした。

ありがとうございました。













今回の展覧でのこの写真、

最初みた時、半端なく震えました。

リュック タイマンスが...  MA déshabilléを着ている.....




















































なにか疲れたら、例えば「ポンタカードはお持ちですか」な世界に疲れたり
ぜひluc tuymansで画像検索おすすめです。


作品欲しいけれど、何千万するのだろう... 億?

ということでまずはお手持ちの端末から画像検索で
この世界を楽しんでみましょう。








そんな脅威の画家である村田さんの友人luc tuymans。










































おおお...  この"柄"の黒服欲しい。格好良すぎる。












































そんな彼をイメージで、MAdésabilléが初めてTシャツを作られました。
今まで村田さんが馬鹿にしてきたというTシャツ。



"LT"





































商品説明までも"小ダサい"って言っちゃってる。
商品を紹介するに、そういう言葉を使っちゃっている。






けれどこの実物、恐ろしい。

なんだかよくわからないけれどだから?
とてつもない異彩を放って漆黒に艶めいて
とても恐ろしい。

高級な素材と、妙に浮きだっている縫製と、

吊るされている様も恐ろしい。


Tシャツでそんなことが出来るなんて
そう考えるとまた余計恐ろしい。








ちなみにこの”恐ろしい”は、村田さんのいう"小ダサい”と
少し意味合いが似ているような気がすると勝手に考えています。


皮肉と賞賛をとりまく言葉を贈るTシャツです。







ということで自分が一番最初にオーダーするのは
このTシャツで、サイズは44にしよう。







TOPS:"LT"
JACKET:"DARLINGTON(tops) wool 100% costom"
PANTS:"GABLIELLE (bottoms)"

































漆黒の生地に、漆黒の刺繍がぽつんと孤独に入っていましたよ。
こういうところも恐ろしい。








































































そして村田さんが今回の展覧について
また面白いことを吐露しているおっしゃっている。





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ヨーロッパでの私のお友達は大半がゲイなのだけれど、
(美意識が高くて、料理が上手くて、頭が良くて、最高な彼ら!)

リュックは数少ないノンケの男友達で、
言わずともがな有名な画家である。

私は彼の絵よりも彼の存在の方が好きだけれど、
彼の存在を知ると彼の絵も大好きだと思う。

MA deshabilleでは、ユニセックス、、と歌いつつ、
”ノンケの男”の部類は
避けて通って来た。けれども、なぜか急に、
”ノンケの男”のスクエアーな感じをやりたくなった。

私はリュックの絵のシンプリシティーが
好きなのだけれど、
そう云う、混乱した人間こそ、わざと自分をシンプルに
見せる感じがやりたくなった。

私の嫌いな Tシャツ 
っていうものをつくってみようかと思った。

ダサくて、どうしようもなく孤独な人の為のTシャツ(でも高額…)



前述、中世、、と書いたけれど、私が大好きな
こじんまりしたローマにある美術館で
観たゴヤの絵が忘れられない。

ヒトはヒトを殺さない事がモラルとされてまだ少ししか
経っていないけれど絵画表現の中の黒は
今より、然う然う、主役だったと思う。
(死=黒って云う方程式を前提に話している訳ではない)


私が好きな黒はサンローランがベルベット生地を使う時の黒と、
ゴヤの絵の中で茶色にみえたり紺色に見えたりする複雑な黒である。


今回は黒がテーマだから、ビートニックや実存主義の
云々を例に挙げようとしてもそぐわない。

やっぱり、この私に残る”黒”は7年住んだアントワープの色なのだと思う。