謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
お正月にアップリンクさんよりとても素敵な年賀状をいただきました。
本秋公開予定の「エヴォリューション」の1コマだそう。なんだこれは...楽しみだ....
ということで年始はアップリンク映画祭。
立て続けにデレク ・ジャーマン作品2作。
「ウィトゲンシュタイン」と「カラヴァッジオ」
「カラヴァッジオ」はバロック期の画家カラヴァッジオの創作に基づき
デレク・ジャーマンの見解としてのカラヴァッジオが描かれた作品で
ワンシーンワンシーンが芸術です。
若きティルダ・スウィントンはとてもとても魅力的でしたが
今のティルダの方がもっと神秘的で好きです。
「ウィトゲンシュタイン」は
哲学者ウィトゲンシュタインの伝記映画ですがこちらもデレクジャーマンの創作が含まれている映画。
こちらもワンシーンワンシーンがアートのようで、
背景のない世界で淡々と進行するのですが
無駄な情報が入ってこないせいで余計にメッセージが入ってきて逃げられない。
こちらのティルダもいい。
こちらの作品がですね、今の私にはとても良く響きまして
この映画をみている間だけ
外に問い続けてしまうことが、少し楽になれた時間でした。
そしてもっと自分に問い続けなければ。

「哲学者の足の指は何本?」
「10本」
「じつに面白い。人間と同じじゃないか」
specialthanks tuyumusan!komugisan!